ジャンボ宝くじ&ミニの確率から、期待値を徹底比較!当たりやすい種類はどれなのか?

ジャンボ宝くじ

1年を通して、季節ごとに発売される「ジャンボ宝くじ」。年に5回行われますが、どれが一番当たりやすいんだろう……?と疑問に思ったことも少なくないかもしれません。

そこで今回は、全てのジャンボ宝くじの確率と期待値を計算した結果から、どの種類のジャンボ宝くじを買うといいのか?という検証をしてみました!

宝くじの期待値と還元率の計算方法

宝くじにおける当選の期待値と還元率は、以下の計算式で出すことができます。

計算式

期待値=当選金の金額×当選する確率
還元率=期待値÷1枚あたりの値段

期待値とは「確率を考えたときの平均額」で、胴元(国)に収入として流れ込むお金はいくらなのか?と考えたときの金額です。

また、還元率とは「掛け金(300円)に対して戻ってくる見込みのある額」で、宝くじを1枚だけ買ったとして、そのくじにどのくらい価値があるのかを示した値となります。

(言っていることは期待値・還元率どちらも同じです。円か%かの違いしかありません)

ジャンボ宝くじでは、販売が近くなると必ず本数や当選金の総額などが公表されています。そこから数字を組み合わせて、還元率を出していく…というわけです。

各年のジャンボ宝くじ&ミニの期待値を比較!

それぞれの年ごとに、ジャンボ宝くじで期待値と還元率を並べてみます。

2021年

名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボ149.99049.997%
バレンタインジャンボ143.99047.997%
サマージャンボ144.49048.163%
ハロウィンジャンボ141.99047.330%
年末ジャンボ
※の部分は、情報が公開されましたら追記します
名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボミニ150.00050.000%
バレンタインジャンボミニ135.00045.000%
サマージャンボミニ135.00045.000%
ハロウィンジャンボミニ140.00046.667%
年末ジャンボミニ
※の部分は、情報が公開されましたら追記します

暫定1位は、普通とミニのどちらもドリームジャンボ。期待値が高く、還元率を見てもほぼ50%です。ここ数年はドリームジャンボが期待値ランキング首位をキープしています。

逆にスコアが悪いものは、バラつきがありますね。特にバレンタインジャンボミニとサマージャンボミニの結果は、ちょっといただけないです。

個人的には、買うべきではない種類のくじだと思いました……

2020年

名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボ149.99049.997%
東京2020協賛ジャンボ143.49047.830%
サマージャンボ141.99047.330%
ハロウィンジャンボ141.99047.330%
年末ジャンボ149.99549.998%
名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボミニ150.00050.000%
東京2020協賛ジャンボミニ143.00047.667%
サマージャンボミニ142.00047.333%
ハロウィンジャンボミニ142.00047.333%
年末ジャンボミニ150.00050.000%

最も期待値が良かったのは、ドリームジャンボミニと年末ジャンボミニ。販売枚数と当選金額のバランスがよく、ちょうど半分くらい戻ってくる還元率となります。

逆に悪かったのは、サマージャンボとハロウィンジャンボ。130円台になってないだけマシですが、夏〜秋は厳しい結果ですね。

2019年

名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボ149.99049.997%
バレンタインジャンボ143.49047.830%
サマージャンボ141.99047.330%
ハロウィンジャンボ141.99047.330%
年末ジャンボ149.49549.832%
名称期待値(円)還元率(%)
ドリームジャンボミニ150.00050.000%
バレンタインジャンボミニ143.00047.667%
サマージャンボミニ141.00047.000%
ハロウィンジャンボミニ142.00047.333%
年末ジャンボミニ150.00050.000%

良いも悪いも、ミニ系に固まった年です。

ドリームジャンボミニと年末ジャンボミニは、ともに還元率がギリギリの50%となりました。

一方、サマージャンボミニは谷間を作るように期待値が下降。ジャンボは夏に厳しめですね……

買うなら「ドリーム」系か「年末」系がおすすめ!

上記の結果より、ジャンボ宝くじ(ミニを含む)を総合して考えてみると、とりあえず買っておくなら

  • ドリームジャンボorドリームジャンボミニ
  • 年末ジャンボor年末ジャンボミニ

がオススメと言えそうです。

といっても期待値は10円前後しか違いがないので、そんなに気にする必要はありません。

あくまでも「期待値を出したらこんな感じでした」という娯楽として、楽しんでいただければと思います。