「宝くじに高額当選する人に、共通する前兆はあるのか?」
なにか特別なことでもないと当たらないのでは……と思われがちですが、実際のところ”当たる前の予兆”にはどんな種類があるのでしょうか?
今回は、体験談をもとにした「高額当選する人の前兆」についてまとめていきました。
宝くじが当たる予兆は「良いことが続いていると自覚した時」
宝くじが当たる前兆として分かりやすいのは、
「身の回りで変化が起きている」
ことでしょう。
”虫の知らせ”とも言いますが、なんかいつもと違うぞ?と感じられれば、物理的・精神的に何かしらの変化が出ている可能性が高いです。
特に、
- これまで自分が歩んできた人生が、まるっきりいい方向に変わる瞬間に遭遇した
- 仕事や結婚などを機に、まわりの環境が変わってきている
- まったく意図しないところから、お金が出てきた
などのプラスな状況に置かれている場合は、宝くじが当たる予兆として捉えられますね。
マイナスな時期の購入はNG
ただ、「当たるときは自分にとってプラスな状況となっているときだけ」と考えておいたほうがいいです。
なぜなら、高額当選している人のほとんどが「良いことが続いているときに買ったら当たった」ことを公表しているため。宝くじ公式サイトのアンケートを見れば、一目瞭然ですよね。
当せんした宝くじを購入する際に、何らかのゲン担ぎをした方は約8割(78%)もいらっしゃいました。最も多かったのは「良い事があった時に購入」した方で(144人、11%)、ちょっとした幸運を見逃さずチャンスを広げているようです。
宝くじ公式サイト
大切なものを無くしたり、誰かが亡くなったりといったマイナスな出来事があるとき、無意識でも気持ちは滅入っているもの。
自分がいいと思ったときに購入するのが、一番の秘訣です。
具体的にはどんな時?
時期外れの開花が起こる
自分の育てている植物が「こんなタイミングで?」という時期に花を咲かせることを目のあたりにできたら、チャンスが巡っている時期です。
例えば、秋~冬にかけて球根を植え、春に開花するチューリップ。
2ヶ月ほど寒い環境に置かないと、花を咲かせない性質を持っていますので、本来なら数ヶ月待たないといけません
しかし、ごくまれに球根を植えてから数週間で発芽することもあるんですよね。
そのタイミングが、年末ジャンボの発売時期と重なることがあれば……もうチャンスは目前。30枚くらい買っておいて、様子を見ておくと面白そうです。
実はこのエピソード、実際に年末ジャンボで100万円を当てた友人から聞いた話なんです。数十年前の話ですけど。。。
「なんかいつもと違うぞ?→チャンス!」と行動していく積極性が、いい方向に動いたのかもしれません。
(ちなみに、それ以降は宝くじのツキは全く回ってこなかったそう)
空気が妙に澄んでいると感じる
また、
- 空気が妙に澄んでいる
- やけに騒音が少なく、静かに感じる
といった現象に出会ったなら、チャンスの兆し。
とくに天気が崩れているわけでもないのに、自分の肌や耳による感覚が鋭くなっていく……こんな自覚があれば、ツキが巡っている状態にあるのかもしれません。
自分の考えから生まれ、それを自分自身に浴びせる言葉には、不思議と説得力があるものです。
(自分なら当たるかもしれない〜と思って購入する宝くじは、その典型とも言えます)
なにかが違う空気が流れていることを察知したら、運気の波が来ていることも考えておくと良いですね。
夢のサインを見逃さない
さらに有名どころとして、「夢」があります。
夢は潜在意識の表れですから、
- その内容が何を暗示しているのか
- どんなことを告げているのか
- 夢が教えてくれることはなにか
に注目すると、運勢もポジティブな方向に進んでいきます。
宝くじにまつわる例を挙げれば、
「トイレが夢に出てくると金運が良くなる」
と言われていることでしょうか。臨時収入や思いがけないお金が入ってくる典型的な前触れであり、見逃せないサインとして有名です。
自分が見た夢について、「こんなものが夢に出てきたんだ~」と人に話すことはしないで、普段どおりの気持ちで生活を送っていると、数日以内には素晴らしい吉運がやってくる……と言われています。
夢に出てくるものはすぐに忘れやすいですから、朝起きたらすぐにメモしておくくらいの気持ちで「吉を見逃さない努力」をしていきましょう。
それほど思い入れせずに買うのも必要
「宝くじを絶対当ててやる……!」と意気込んで購入する人と、「なんとなく買ってみようかな~」という考えで買う人。
個人的な意見ですが、当たりやすい傾向にあるのは、後者の”なんとなく”で購入する人と考えています。
その理由は、1等が当たっても換金されずに期限を迎えてしまう宝くじが、毎年存在するためです。
「購入することを楽しむ層」が当たっている
宝くじ公式サイトでは「時効当せん金」の種類・本数が公表されていますが、1億円以上が当たっているにもかかわらず交換されていないものって、「年間約20本以上」あるんですよね。
また1000万円以上の高額当選した人たちへのアンケート「宝くじ長者白書」でも、そもそもの購入動機が「夢を持ちたいから」という人が上位を占めており、お金がほしいと考えている人は最下位なんです。
宝くじを購入する理由は「夢を持ちたいから」が538人(42%)と4割以上を占めました。一方で、最も少なかったのは「お金が欲しくて一発勝負」151人(12%)でした。
宝くじ公式サイト
ここから判明するのは、
購入する人には、一定の割合で「換金」から目的が離れてしまっている層もいる
ということ。
- 大量に買っておくことが趣味となってしまい、換金処理を後回しにしている
- 友人などとノリで買っていたため、購入した記憶そのものが抜けている
など、テキトーに買った宝くじがいつの間にか当たっているケースが多いんです。
くじを手元においておくことで運気を蓄えたいと思ったり、人付き合いの一環として購入しているだけ……
絶対に当てたいと願っているわけではなく、購入そのものを楽しんでいるような人たちが高額当選しやすいのです。
宝くじは「夢を買っている」という言葉は、真理だと思う
要は、「お金に対する執着心」が薄い人のほうが当てやすいってことなのかもしれませんね。
実際、ぼくも宝くじに当たるときは、それほど思い入れせずに買っていることがほとんどです。
初めてスクラッチで2000円を当てたときなんか、むしろ「どうせ当たらないでしょ……」と思いながら削った結果、図柄が揃ってた!なんてこともありましたし。
(逆に年末ジャンボで億を当てるぞ!って意気込んでも、ハズして終わるだけ)
そういう意味では、「宝くじは当選金ではなく、夢を買っている」という言葉は、なかなか真理をついたものだと思います。
宝くじを買う際は、前兆なども気にしながら購入を検討してみると面白そうです。